ラミクタールはてんかん治療の救世主

意識障害のイメージ

てんかんはけいれんと意識障害が特徴的な発作性の疾患であるということが徐々に知られるようになってきました。
多くの患者ではてんかんの発作が起こると記憶が全くなくなってしまい、その間にけいれんを起こして動けなくなったり、反復的な動作を起こしたり、異常行動に走ったりしてしまいます。
意識障害があるために自分で何をしてしまったのかということもわからず、突然床に倒れていて何があったのかということを疑問に思うだけの場合もあります。
そのため、周囲から理解を進めさせることが重要になる場合もしばしばあるのが特徴です。

しかし、てんかんとして診断されるにはもう一つのポイントがあります。
それはこういったけいれんと意識障害を伴う発作を繰り返し起こすということであり、何らかの要因で一回だけ突発的に起こったけいれんについてはてんかんではなく、急性症候性発作とされます。
てんかんとして診断された場合には治療において薬物がよく用いられるようになっています。

古くからてんかんの患者は多く、その治療実績も多数あることからそれに基づいた治療が行われていくのが一般的です。
しかし、近年になって新しい治療薬としてラミクタールが登場し、その地位を着実に上げてきています。
ラミクタールはほとんどのてんかんの発作に対して有効性があるというのが特徴であり、発作の種類をよく分析して薬を使い分けなければならなかった状況を変えつつあるのがラミクタールです。

そのため、臨床現場においても使用されることが多くなってきており、てんかん治療における救世主としての位置づけを手に入れつつあります。
しかし、急性症候性発作には基本的には効果がないため使用されません。